PR誌が届く

 25日、最高気温25℃。気温が高くても湿度が低いので、とても過ごしやすい時期である。ツツジが満開で、今が見頃だ。

 白水社のPR誌「白水社の本棚」2022年春号が届いた。

 連載「愛書狂」(岡崎武志)を読む。「白水社の本棚」で最初に読むのがこのコラム。

 出版業界の三〇年に渡る変化を肌で感じてきた岡崎武志さんが感慨を込めながら語っている。ほんの一部を引用してみる。

 《二〇〇〇年に入ったあたりから顕著になったのは、私が知らない書き手が増えたこと。小出版社の健闘が目立つこと。そして、函(箱)入りの本が減ったことが挙げられる。全集類は別として珍しくなった。》

 《若い人に函入りの本を見せたら、見たのは初めてと驚いていた。コストがかかるのが最大の理由だろう。》