シネマのある風景

 《短編作家が自らの人生と重ね合わせ、心を寄せた映画の中の愛と孤独、青春と老いをそっと語る。》
 山田稔著『シネマのある風景』を読む。山田さんは映画は映画館で観ることにしているので京都から大阪へ出かけて観ることもある映画館好きだ。『最後の読書』の津野海太郎さんとはちょっと映画をみるスタイルにちがいがあるようだ。
 好きな映画についての文章が綴られているのだが、ユーモラスなエピソードにくすっと笑ってしまった。

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784622042402