ネムノキの花

ネムノキの花

 街路樹にネムノキの花が咲いていた。昼間よりも淡紅色の花が、夕方に多く見られた。今日は二十四節気のひとつ夏至である。

 マメ科の落葉高木。東北以南の山野に自生。葉は羽状複葉で、互生し、小葉が数十枚並んでつく。夜になると、小葉が手を合わせたように閉じて垂れ下がる。夏、淡紅色の約二〇個からなる頭状花をつけ、夕方開花し、紅色の長い雄しべが傘状に、広がる。豆果は平たい。  『大辞泉

 豆果(とうか)は平たいとある。うーん。サヤエンドウをやや薄くしたような豆果だったね。
 リンク元に、「いける本・いけない本」で検索が増えていると三日前に書いた。今日、何気なく荒川洋治の『世に出ないことば』(みすず書房*1を開いていると、「よろこび」という題の文で、この小冊子の創刊号に触れているので、ちょっとびっくりした。