笑いのはたらき

ピラカンサ

 冬に赤い色の実をつける木が多いような気がする。センリョウ、マンリョウ南天。街路樹のクロガネモチの実も色は目立つ小粒の赤い実だ。
 なかでもピラカンサの実は木の全体が赤い実で一杯である。目を見張るほどの鮮やかさだ。

バラ科トキワサンザシ属の植物の総称。日本ではタチバナモドキ、トキワサンザシ、ヒマヤラトキワサンザシが庭木などに植えられ、橙黄色や紅色の丸い実が密生してつく。  『大辞泉

 14日の朝日の朝刊の切り抜きを読む。「にっぽんの知恵」スペシャル〈今日のお題/生態史観㊤〉で、梅棹忠夫、森谷尅久、高田公理さんらの鼎談を要約したような記事。
 もうひとつ、15日の「木村教授の紙上特別講義」で、〈笑いの時代へ①〉と題して木村洋二さんへの聞き書き
 日本人が年末から年始にかけて忘年会や新年会という宴会を開くのも時間を一度リセットする意味合いがあるのだと思います、と。
 「笑いは身体と心のつなぎ目にある大事な現象なのです。」笑いのはたらきを一言でいえば、

それは「ゼロにする機能」だと思います。つまり、フリーズ(停止)しかけた脳をリスタート(再出発)させてくれます。

 「笑う門には福来る」という格言も、笑いの本質を言い合てている。