2008-07-10 ロダーリの言葉 夕方、晴れた南の空に上弦の月を眺める。 午後八時ごろに西の空で火星と土星の大接近が見られるのだが、うっかり忘れていた。 ジャンニ・ロダーリの『猫とともに去りぬ』(光文社古典新訳文庫)から「ヴェネツィアを救え あるいは 魚になるのがいちばんだ」と「恋するバイカー」を読了。 読み終わったときに不思議な笑いに包まれた。ずっこけた登場人物。その力の抜けた笑いのセンス。ロダーリの言葉に至福の時を過ごす。