二十四節気のひとつ秋分の日である。昨夜から雨模様で、早朝も一時強雨あり。後に曇り晴れる。雲の形が夏の雲から秋めいてきた。気温も最低気温が20℃で肌寒い。最高気温は27℃まで上がる。北風が強く吹く。
夕方、東の空に満月が昇って、19時半ごろ、月の右下に木星が並んで光っていた。
子規の句に、
「一寸の草に影ありけふの月」
「橋二つ三つ漕ぎ出でて月見かな」
もう一句、「名月やわれは根岸の四畳半」
明治二十六年の句である。
秋風に吹かれた池に、睡蓮の花がひっそりと開いていた。
睡蓮は朝夕開花するという。