アニメーション、『ストーミー・ナイト』

 文化の日、「国際アニメーション・デー2011in広島」で、7作品が上映される。
 
 1、ミシェル・ルミュ監督『ストーミー・ナイト』(2003年、カナダ、9分55秒)
 2、ユージン・フェドレンコ、ローズ・ニューラブ監督『愚か者の村』(1999年、カナダ、12分41秒)
 3、ネジェリコ・ウボヴィッチ監督『パラダイス』(旧ユーゴスラビア、1分40秒)
 4、イゴール・コヴァリヨフ監督『フライング・ナンセン』(1999年、アメリカ、11分38秒)
 5、タリ監督『ラ・ピルエット』(2002年、カナダ、8分)
 6、ポール・ベリー監督『サンドマン』(1991年、イギリス、10分)
 7、コンスタンティン・ブロンジット監督『地球の果てで』(1999年、フランス、7分46秒)
 
 ミシェル・ルミュ監督の『ストーミー・ナイト』は、嵐の夜をある少女が眠りにつく。寝室に犬がいる。
 外はだんだんと風が強まって来る。嵐になり、家の外は荒れ模様だ。
 寝付かれない少女は頭によぎる多くの思いにまぼろしを見る。
 眠れない一夜を過ごした少女は、やがて嵐の去った明るい朝を迎える。
 ポール・ベリー監督の『サンドマン』は、サンドマン(砂かけ男)の話で、夜、子供が眠っていると、やって来る謎の怪人物で子供には恐ろしい。その恐ろしさが子供に迫ってくる様子に、見ているとぞくぞくっとする。ラストもとても怖い。