来月(10月)の新刊で、ポール・セルー著・阿川弘之訳『鉄道大バザール 上』と多田道太郎著『転々私小説論』の二冊が出るようです。どちらも講談社文芸文庫からですね。
最近はポール・セルーをポール・セローと呼ぶようですが、阿川さんの訳されたセルーの方がなじみがあります。
阿川弘之訳『鉄道大バザール』は講談社文庫版は持っているのですが、講談社文芸文庫の解説を誰が書くか気になります。たぶん、あの人だろうか、などと予想をしています。
多田道太郎の『転々私小説論』の方は、山田稔著『マビヨン通りの店』(編集工房ノア)を読んで読みたくなり、掲載された雑誌で読み、単行本にならないのが不思議でした。
文庫になるのは、有り難く大歓迎です。

- 作者: 多田道太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/10/11
- メディア: 文庫
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- 作者: 山田稔
- 出版社/メーカー: 編集工房ノア
- 発売日: 2010/10
- メディア: 単行本
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