今日は小春日和で、青空に街路樹のトウカエデの紅葉やイチョウの黄葉が照りかがやいている。
底ぬけ天気で、紅葉狩りに絶好の季節です。
イチョウ科の裸子植物。一科一種。落葉高木で、高さ約三〇メートルに達する。葉は扇形で中央に裂け目があり、秋に黄葉する。雌雄異株。春、葉の付け根に、尾のような雄花、柄のある二個の胚珠(はいしゅ)をもつ雌花をつけ、四月ごろ受粉し、九月ごろ精子によって受精が行われる。果実は丸く、外種皮は熟すと黄橙(おうとう)色で、内種皮は白い殻となって種子を包む。種子は銀杏(ぎんなん)とよばれ、食用。幹や枝から気根を垂らすことがあり、乳(ちち)の木ともいう。中国の原産で、盆栽や街路樹に多用され、材は碁盤・将棋盤などに使われる。 『大辞泉』
畑耕一の俳句に、
「宗論の口に秋刀魚は焼かれけり」
「ニヒリストの舌の根かはけ秋刀魚焼く」
「よそごとに蓑蟲や風に吹かれつつ」