月刊「みすず」2013年1月・2月合併号は、全ページが2012年の「読書アンケート特集」です。
ワシーリー・グロスマン著『人生と運命』を、渡邊一民、上村忠男、阿部日奈子、山口二郎の各氏が挙げていました。
昨年(2012年)2月、3月、ちょうどこの頃に、シネマテーク・プロジェクトの第4弾、「フレデリック・ワイズマンのすべて」が全国巡回中で、観に通っていました。
その中の一本に、ワシーリー・グロスマンの小説『人生と運命』の一章を映画化したフレデリック・ワイズマン監督の作品が上映されました。
映画『最後の手紙』(2002年、62分、白黒)で、コメディー・フランセーズの女優カトリーヌ・サミーによる一人芝居の舞台を撮っています。
モノクロフィルムで光と影の対比が印象的な映像でした。
撮影は、テオ・アンゲロプロスの作品で撮影を担当したことのあるヨルゴス・アルヴァニティスです。
- 作者: ワシーリー・グロスマン,齋藤紘一
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2012/01/17
- メディア: 単行本
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