その後の半生記

 今朝の中国新聞の「月曜学芸館」で筆者の大井健地氏が、長田新編『原爆の子』(岩波書店、51年)に収録された少年・少女の手記執筆者のその後の半生記が出版されていると報告していた。
 関川秀雄監督の映画『ひろしま』(1953年)は、長田新編『原爆の子』をもとに制作されたのですが、その手記を寄せた少年少女の今を伝える本です。
 ――被爆した少年少女がその後どう生きたか、今の思いはどうかをつづることで、後世に戦争の悲惨さ、愚かさを伝える目的でこの本は編集された。(「月曜学芸館」より引用。)
 原爆の子きょう竹会編「改訂版『原爆の子』その後―『原爆の子』執筆者の半生記」(本の泉社、2013年)

改訂版『原爆の子』その後: 「原爆の子」執筆者の半生記

改訂版『原爆の子』その後: 「原爆の子」執筆者の半生記