短篇集(6作品・51分)を観る

「ニューヨークの地下鉄」

 「ニューヨーク近代美術館映画コレクション」の上映作品から6作品を観る。
 東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品。作品名は以下の通りです。


 「ニューヨークの地下鉄」(1905年、4分、白黒、無声) 「女の叫び」(1911年、17分、白黒、一部染色、無声) 「男の友情」(1912年、13分、白黒、無声) 「ツーリスト」(1912年、6分、白黒、無声) 「ニューマン劇場のお笑い漫画」(1920年、3分、白黒、無声) 「フラッシング・メドウズ」(1965年、8分、カラー、無声)
 


 「ニューヨークの地下鉄」(1905年、4分、白黒、無声)は、監督がG・W・ビッツアー。
 

1904年に開通したニューヨークの地下鉄。14丁目駅から出発した地下鉄が42丁目駅に到着するまでを記録している。監督はグリフィス作品の名カメラマン、G・W・ビッツアー。公開当時のナイトレートのオリジナルネガからニュープリントを作成。 (パンフレットより)

 左側の線路に走らせた地下鉄の台車に照明装置を設けて右側の線路を走る地下鉄車両に光を当てて、その後方から追いかける車両から撮影している。1905年当時のニューヨーカーの地下鉄利用者の服装などが時代性を感じさせる。