ハナショウブと書店のこと

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ハナショウブが見ごろだ。紫色が鮮やかである。

アヤメ科のノハナショウブから改良した園芸種。葉は剣状で中脈が隆起する。五、六月ごろ、紫色・白色・絞りなどの大きな花を開く。江戸時代から改良が始まり、品種が多い。栽培地は四~九月に水があり、他は乾く所が適する。しょうぶ。  『大辞泉

「ちくま」6月号の連載、井上理津子さんの「絶滅危惧個人商店」第7回を読む。江東区南砂町のたなべ書店の巻。近くにあれば寄ってみたいお店。

「私は以前、夕刊紙の連載で都内の古本屋さんを二百軒以上巡った。その中で、印象強烈な店の第一がここなのである。」

三十年間無休営業のお店に、筆者の井上さんは今回は三年ぶりに再訪した。店主の田辺敏男さんが、迎えてくれた。

「お久しぶり。『三十年間休みなし』が、『三十三年間休みなし』になっちゃいましたよ」

「死んだ作家の本は読まれない。例外なのは、池波正太郎山本周五郎松本清張吉村昭だけだね」

 参照:南砂町 たなべ書店

https://www.youtube.com/watch?v=bSmefbid9Ko