20人格を聴く

枇杷の花

 今日は二十四節気のひとつ大寒であるが、例年と比べて暖かい。
 そんな寒中で枇杷の木に花が咲いていた。白い花で余り目立たないが、匂いはとても好い。
 今朝の朝日新聞の「be on Saturday」の連載「愛の旅人」は坂口安吾矢田津世子をめぐる紀行文。終わりに『坂口安吾 百歳の異端児』を著した出口裕弘さんへお目にかかって聞いた話というのがいいね。
 先日、図書館で『20人格』という坂田明のCDを借りていたのを聴く。1980年に録音したものを、2004年12月にリマスタリングしたもので色々な人の物まね芸だ。とりわけ、〈元総理と鍵盤の対話〉という物まね芸が可笑しかった。爆笑。坂田明的だみ声で時の総理田中角栄のしゃべりを真似る。絶叫する。