小栗康平・内山節の往復書簡

ナツメの花

 街路樹のナツメの木に花が咲いていた。淡黄緑色で大きさは六ミリほどである。近くに寄って見ないと分らないくらいの花だ。
 公園の池に寄り道する。カエルがコンクリートの縁にいた。トノサマガエルで、背中の縦にある白い模様が、緑色になりかけていた。土色から緑色に変化しはじめる最初の兆しだ。
 内山節の本を読んできたが、「小栗康平・内山 節の往復書簡」がブログで公開されていた。 〈映画の場から、哲学の場から、インターネットを介し、二人の意見を交換していきます。〉とある。