29日、今年初めて燕(ツバメ)が飛んでいるのを見かけた。
燕の鳴き声が空から聞えてきたので見上げると飛んでいたのだ。
31日、最低気温が10℃、最高気温は19℃だった。
乾燥した北風が強く吹く。陽射しは強いが肌寒い風である。
夕方にかけて青空が遠くまで広がり、しだいに冷え込んだ。
街路樹や公園の染井吉野(ソメイヨシノ)が満開である。花見客を散見する。
桜の花は強風にあおられて揺れた。
バラ科の落葉高木。エドヒガンとオオシマザクラの雑種といわれる。葉は広い倒卵形。四月ごろ葉より先に、淡紅色から白色となる花が咲く。広く植栽され、木の生長は早いが寿命は短い。名は江戸末期に染井の植木屋が広めた吉野桜に由来。 『大辞泉』
雑誌『芸術新潮』4月号を手にとって見た。
なんと丸谷才一さんの遺稿が掲載されているではないか。
タイトルは、遺稿 丸谷才一「クリムト論」(未完)、となっている。
解題を、「完成しなかったクリムト論」と題して湯川豊氏が書いていた。
参照:http://www.shinchosha.co.jp/geishin/2013_04/02.html