文学さんぽ「谷崎潤一郎」

 

 ヤマモモ(山桃)の木に実が紅く色づいています。熟した実は地面に点々と落ちていました。


 ヤマモモ科の常緑高木。本州中部以西の山地に多く、高さ約一五メートル。葉は長楕円形で、革質。雌雄異株。四月ごろ開花し、雄花穂は黄褐色、雌花穂は花柱が紅色。実は球形で、夏に紅紫色に熟し、食用。樹皮は染料、漢方では楊梅皮(ようばいひ)といい薬用。楊梅。しぶき。  『大辞泉

 

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 5月30日のNHKラジオの土曜さんぽ、島田雅彦の文学さんぽ「谷崎潤一郎」を聴きました。6月29日まで配信があるようです。
https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=5642_16_38662

 関東大震災地震から逃げるという選択で関西に移住をした谷崎潤一郎とその作品について島田雅彦の文学さんぽ「谷崎潤一郎」が放送された。その興味深い話を聴きました。『吉野葛』、南朝に興味を持った谷崎が負け組のサイドに立って、敗者の側からの口承文学の系譜など話される。元人妻から習ったブルジョア船場言葉、よそ者の目で関西をみた谷崎の文学を鑑賞するうえで欠かせませんね。などと島田雅彦さんの話を聴いたのだった。

 参照:『吉野葛

http://aozora.binb.jp/reader/main.html?cid=56867