往きつ来つ目白遊べり二タ椿

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 最高気温14℃、日々暖かくなる。椿(ツバキ)が満開で見頃を迎えていました。赤い花、白い花とさまざまな種類のツバキの花が咲いています。つやつやした濃い緑色の葉で厚みがあります。

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 「又通る彼の女房や藪椿
 「目白来てゆする椿の玉雫
 「往きつ来つ目白遊べり二タ椿
 
 松本たかしの俳句です。メジロはツバキの花の蜜を吸う。花から花へ移動することでツバキの咲いている枝がゆれる。メジロが花から花へ移る。往きつ来つ、行ったり来たりとメジロがツバキをめぐって遊んでいるように作者には見えた。

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