松籟の下紅梅は軒の花

 快晴。最低気温が2℃で、最高気温は16℃。
 気象台から春一番の発表があった。
 梅の花が見頃を迎えているとのことで梅の名所を訪れた。満開の花びらに近づくと梅の好い香りが漂ってきた。園内はそぞろ歩きの人で行き交う光景が見られる。バラ科の落葉高木。

 

 「松籟の下紅梅は軒の花

 中村草田男の俳句である。昭和十六年(1941年)の句とあるが、《「青露變」に先立つ部分は、第三句集「萬緑」に納めし期間の作品中よりの拾遺をも含む。》という但し書きがある。



 山田稔の『某月某日 シネマのある日常』を読了。
 《『シネマのある風景』につづく極私的シネマ日誌。》

 

シネマのある風景 | みすず書房 (msz.co.jp)