2016-10-22 木犀の匂ふとまたも言はで居り 小雨が降ったり止んだりの天気で、最高気温17℃、最低気温16℃。 ザクロが雨に濡れて色付いていた。 雨に濡れた金木犀(キンモクセイ)は、香りが周辺に漂っている。近くに寄り、花を観察すると、強く甘い香りがする。 モクセイ科の常緑低木。よく分枝し、葉は狭長楕円形。雌雄異株、秋、強い芳香をのある赤黄色の小花を密集してつける。中国の原産。古くから庭木とされる。 『大辞泉』 「木犀の匂ふとまたも言はで居り」 中村汀女の俳句で、昭和十四年(1939年)の句です。