桜舞う季節

朝は6℃ほどだった。午後は風向きが南に変わり気温は20℃近くまで上がった。夕方にかけて西から北へと風向きが変わる。桜の開花が進んでいる。強風にあおられたソメイヨシノの花びらと枝がゆらゆらと揺れていた。

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『波』3月号に山下洋輔氏の新刊へのインタビュー「初めて出会うものに、いまだにワクワクします」に相倉久人さんの名前が語られていた箇所にピンと来た。筒井康隆さんとの個人的な出会いは? という聞き手の本誌編集長の質問に、


 ――個人的な出会いは?

 六七年か六八年。ぼくは音楽評論家・相倉久人さんに六〇年代からつきまとっていたのですが、ある日「今小説でいちばん面白いのは筒井康隆だよ」と言う。わが意を得たりです。筒井さんのジャズ好きを聞きつけていた相倉さんが、新宿ピットインが出していた月刊情報誌への原稿依頼をしていた。その原稿とりにいくのにくっついていきました。それが初対面。 35ページ


ピンと来たのは、先日の鈴木清順監督の映画「ツィゴイネルワイゼン」を観た時に、クレジットの名前に相倉久人さんの名があったからです。

 

猛老猫の逆襲

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