2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『キンスキー、我が最愛の敵』

「ヴェルナー・ヘルツォーク監督特集」から、映画『キンスキー、我が最愛の敵』(1999年、ドイツ、イギリス、95分、カラー)を観た。観客は50人ほど。 今回のヘルツォーク監督特集は、『アギーレ/神の怒り』(1972年)→『ノスフェラトゥ』(1…

「アニメーションとマンガ」

27日、広島国際アニメーションフェスティバルの最終日。 閉会式とそれにつづく受賞作品の上映会を観た。 受賞作の中で水尻自子(みずしりよりこ)さんの「布団」が、とても良かった。 官能的な線の動きによるアニメーション。優美でしかも繊細に表現してい…

『アギーレ/神の怒り』

午前5時30分ごろに東南東にオリオン座が昇って来ていた。 夜明け前で、東に高度40度に金星がひときわ明るく輝いていた。 まだ暑苦しい熱帯夜がつづくが、夜明け前の吹く風は涼しい。 今月(8月)は「ヴェルナー・ヘルツォーク監督特集」が映像文化ライ…

アニメーションフェスティバル

第14回広島国際アニメーションフェスティバルが始まる。会場のアステールプラザ、1階のブースでラッピーニュース0号、1号を入手。 2階の通路広場にアニメ関連の書籍、カタログ、DVD、絵葉書、Tシャツなどの売店が並んでいる。 イチゴジュース、かき氷…

『キネマの天地』

山田洋次監督の映画『キネマの天地』(1986年、松竹、135分、カラー)を鑑賞。 出演は中井貴一、有森也実、渥美清、すまけい。 今月のプログラムより引用すると、 松竹大船撮影所50周年記念作品。日本映画がサイレントからトーキーへ向かう頃を時代…

『白頭山の青春』2

1940年の夏に白頭山に登った梅棹忠夫さんと、そのとき機会がありながら健康上の理由で参加できなかったが、44年後、中国側からこの山に登頂して、青年時代の宿願を果した吉良竜夫さんとの対談が興味深かった。 梅棹忠夫・藤田和夫編『白頭山の青春』に…

『白頭山の青春』

早朝、ゴーヤを収穫する。 連日、残暑である。蝉時雨(しぐれ)がつづいている。 シオカラトンボやクモを見かけた、 蛛形(ちゅうけい)綱真正クモ目節足動物の総称。体は頭胸部と腹部とからなり、歩脚は四対。ふつう八個の単眼がある。腹部後方に糸を出す突…

ペルセウス座流星群

13日、ペルセウス座流星群を観測した。 午前1時50分頃、北東の空にスーッと流れ星が左から右へ一直線に流れて消えた。 時間にして一秒もないほどである。 流星が見えた! 天体ショーにわくわくした。 野尻抱影著『新星座巡礼』(中公文庫)に、「八月の…

妖怪萬画

朝の番組でNHKラジオの「著者に聞きたい 本のツボ」を聴いた。 上下二巻、『妖怪萬画 絵師たちの競演』の著者・和田京子さんの出演。 その談話の聞き書きです。 平安時代12世紀より妖怪画が描かれてくる。ハイライトは江戸時代の鳥山石燕(とりやませきえ…

追悼・畑中純さん

やや猛暑がやわらぐ。蒸し暑さにからだが慣れてきたのか。しのげる暑さになる。 ショウジョウトンボがハスの茎の先にとまっていた。 ハスの葉や茎にとまっているのが見られるのは、この時期に限られるのでじっくり観察する。 「のんき新聞」25号が勝川克志…

蜻蛉(とんぼう)の夢や幾度杭の先

夜明けは静かである。 明るくなると、セミが鳴き出した。 午前八時十五分、一分間の黙祷。 8月に入ると、シオカラトンボを見るようになった。 公園の池で一ヶ所にとまってシオカラトンボは動かない。 数センチと近づく。それでも逃げないでとまっている。 …

「昭和女性アニメソング特集1、前川陽子」

朝、NHKラジオの土曜あさいちばんで、「ラジオの前のそこが特等席」を聴いた。 「昭和女性アニメソング特集1、前川陽子」と題して、電話で前川陽子さんという方が出演していた。 最初は手塚治虫の「リボンの騎士」の主題歌が放送される。 この主題歌を歌っ…

飯田蛇笏君

日の出前に東の空に、金星が明るく光っている。 高度は40度ほどである。 午前から午後にかけて青空に台風の影響で白い雲が速く流れてゆくのだった。 猛暑で34℃を超えた。夕方、東の空に月が昇って来ていた。 「炎天を槍(やり)のごとくに涼気過ぐ」(飯…