2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

フレデリック・ワイズマン監督の映画『シナイ半島監視団』

29日、シネマテーク・プロジェクト第4弾「フレデリック・ワイズマンのすべて」の一本、フレデリック・ワイズマン監督の映画『シナイ半島監視団』(1978年、127分、白黒)を観に出かけた。 プログラムから引用。 エジプトとイスラエルの間のシナイ…

フレデリック・ワイズマン監督の映画『福祉』

フレデリック・ワイズマン監督の映画『福祉』(1975年、167分、白黒)を観る。原題は「Welfare」。 シネマテーク・プロジェクト第4弾「フレデリック・ワイズマンのすべて」の一本である。 プログラムから引用。 ニューヨーク市のウェイヴァリー福祉…

フレデリック・ワイズマン監督の映画『ストア』

26日、シネマテーク・プロジェクト第4弾「フレデリック・ワイズマンのすべて」の一本、『ストア』(1983年、118分、カラー)を観る。原題はThe Store。 今月のプログラムより引用。 1907年の開店以来、高級百貨店として揺るぎない地位を築いて…

フレデリック・ワイズマンの『パナマ運河地帯』

25日、シネマテーク・プロジェクト第4弾「フレデリック・ワイズマンのすべて」の一本、『パナマ運河地帯』(1977年、174分、白黒、日本初公開)を観に出かけた。原題はCanal Zone。 プログラムより引用、 永年、事実上アメリカの植民地だったパナ…

フレデリック・ワイズマンの『病院』

シネマテーク・プロジェクト第4弾「フレデリック・ワイズマンのすべて」が22日から映像文化ライブラリーで始まった。今回は2月から2ヵ月にわたり15作品を一挙上映の予定。 24日、『病院』(1969年、84分、白黒)を観に寄った。観客は30人ほ…

コブシと『ウィリアム・モリス通信』のこと

19日は二十四節気のひとつ雨水であったが、今日は朝から曇り空の今にも雨の降りそうな空模様で、夕方を迎える頃に雨が降りだした。草木はまだ冬の風景である。 コブシの樹を通りすがりに見た。つぼみはまだ堅そうだ。手でつまんでみる。 よく見ると、コブ…

「みすず」読書アンケート2

月刊「みすず」2012年1・2月号で、アンケートに挙げられている本で、 わたしが読んだ本を挙げていたのは・・・。 山田稔氏が、小沢信男・津野海太郎・黒川創『小沢信男さん、あなたはどうやって食べてきましたか』編集グループSUREを。 加藤典洋氏が、…

時代劇特集、「宮本武蔵」

今月(2月)は「時代劇特集」に通う。 1日の山本嘉次郎監督の『エノケンのちゃっきり金太』(1937年、P.C.L.映画製作所、72分、白黒)と4日の萩原遼監督の『笛吹童子 第二部 妖術の斗争』(1954年、東映、44分、白黒)を観たあとは、8日から…

「ロバの本」

雪は昨日の夜半に降り出した。その勢いから積もりそうだったが、今朝は思ったほど多くは降っていなかった。昼までに消えた。最低気温は−1℃。冬空で晴れ間が見える。 冬の陽射しにクロガネモチの実が赤く寒風に吹かれていた。*1 街路樹のナナメノキの実も赤…

「みすず」読書アンケート

毎年恒例の月刊「みすず」2012年1・2月号のアンケートを手にとって見た。 148人が昨年読んだ本を5冊挙げよというアンケートに答えている。 この手のアンケートは見るようにしている。読む読まないは別にして・・・。 どんな本を挙げているかに興味…

「新藤兼人 百年の軌跡」4 『悲しみは女だけに』

ラジオのFMちゅーピー(76.6MHz)の番組「新藤兼人 百年の軌跡」を聴く。 監督作品49本をすべて紹介する番組である。 今夜は、1958年製作『悲しみは女だけに』が紹介される。監督・脚本、新藤兼人。 出演は田中絹代、京マチ子、宇野重吉、小沢栄太…

「新藤兼人 百年の軌跡」3

ラジオのFMちゅーピー(76.6MHz)で「新藤兼人 百年の軌跡」を聴く。1月30日から毎週月曜日から金曜日まで放送している。 今夜は新藤兼人1956年の作品、大田洋子の作品を映画化した『流離の岸』についての解説だった。監督・脚色が新藤兼人。…

チャンバラ映画

2月は「時代劇特集」を映像文化ライブラリーで上映している。できるだけ見ておきたい。 《時代劇映画は、チャンバラはもちろん、笑いあり涙ありの、日本映画独特のジャンルとして観客を楽しませてきました。今回の特集では、2月、3月と2ヵ月にわたって時…

のんき新聞と『小説昭和十一年』

3日は節分。恵方巻を食べる。底冷えのする一日で、朝の最低気温−2℃、最高気温は6度。ぶるぶるっ。 前日からの雪もようで早朝は白く覆われていた。快晴で陽射しは強く空気が乾いている。 4日は、二十四節気のひとつ立春である。 のんき新聞社より「のんき…

「新藤兼人 百年の軌跡」2

1月31日、「新藤兼人 百年の軌跡」の番組の第二夜で第2回作『雪崩』(なだれ)(1952年)について聴く。(解説・佐藤武。聞き手・シネマ・エッセイスト・鈴木由貴子。) この作品は出演者・藤田進、水戸光子、乙羽信子が黒部渓谷のダムの発電所を舞…

「新藤兼人 百年の軌跡」

1月30日の夜、ラジオのFMちゅーピー(76.6MHz)から、「新藤兼人 百年の軌跡」というタイトルで、放送が始まった。 今年4月22日に100歳になる新藤兼人監督の映画49作品を、一夜一作品で解説する番組です。 この日聴いたのは、デビュー作の…

ワシーリー・グロスマンのこと

Publisher's Review(パブリッシャーズ・レビュー)「みすず書房の本棚」第1号が届く。 第1号は昨年の12月に、大型新刊書店で入手していたが、ワシーリー・グロスマンの『人生と運命』の注文書チラシが同封されていた。 ●作品へのオマージュに、エマニュ…