2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧
28日にNHKラジオの番組で「新・話の泉」を録音していたのを聴く。 「新・話の泉」でございます。司会はわたくしアナウンサー渡邊あゆみです。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。(ここで、会場から拍手あり) それでは、今夜の回答者の皆様をご紹介…
霙(みぞれ)が降ったり止んだりで、底冷えのする寒の一日であった。 蕪村の句に、「牙(きば)寒き梁(うつばり)の月の鼠かな」。*1安永七年の句である。 マーリオ・リゴーニ・ステルンの『野生の樹木園』志村啓子訳(みすず書房)を読み始める。 「一九九…
散歩の途中、紅梅が咲き始めているので、そばに寄り眺める。 蕪村の句に、「寒梅や出羽(いでは)の人の駕(かご)の内」。*1 マレーシア映画『グブラ』(2005年、113分、カラー)を観る。 監督はヤスミン・アハマド(Yasmin Ahmad)で、ヤスミンの物…
マレーシア映画特集2で、ヤスミン・アハマド(Yasmin Ahmad)監督の映画が、24日から27日まで映像文化ライブラリーで上映されている。 ヤスミンの物語「オーキッド4部作」である。 24日に観た『ラブン』(2003年、85分、カラー)は、マレー人…
夜、NHK教育テレビの「視点・論点」に詩人の長田弘が出演していた。 「風景が主人公」と題した話で、話しながら詩画集『空と樹と』を朗読する。 人もまた風景である。 わたしたちの物の見方、感じ方はクローズアップの見方であって、原初的なまなざしをもっ…
今日は二十四節気のひとつ大寒である。 小寒と立春との間で、一年中で一番寒い時期というように寒い一日であった。 朝から曇っていたが、夜になると晴れる。 夜半に外が明るいので出てみると、風もなく月が丸く天頂付近に見えた。天の川は、月明かりでほとん…
明日は大寒である。ぶるぶる、冷え込む。終日、みぞれになりそうな小雨が降る。 蕪村の句に、「皿を踏(ふむ)鼠(ねずみ)の音のさむさ哉」。 もう一句、「鍋敷(なべしき)に山家集有り冬ごもり」。二句とも明和年間の句である。 山家集とは西行の歌集。蕪…
昨日届いていた「出版ダイジェスト」No.137に目を通す。 白水Uブックスのアレッサンドロ・バリッコ『絹』は、映画『シルク』の原作なんだね。ウディ・アレンの映画を先週観た時に、予告編で『シルク』を観たのだった。1月19日から公開上映。 「本の十字路…
秋に植えた水菜の苗が育っている。そろそろ食べ頃ではないかな。 蕪村の句に、「冬木立(ふゆこだち)北の家(や)かげの韮(にら)を刈(かる)」。安永六年の句である。 夜、NHK教育テレビの番組で「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝」を観た。 「久世光彦…
寒気が入って来て冷え込む。冬野菜の白菜が、つやつやとした葉で育っている。 アブラナ科の越年草。晩秋から冬の代表的な野菜。葉柄は扁平で幅広く、葉にしわがあり、密に重なり合う。春に淡黄色の花をつける。中国の原産とされ、日本には明治初期に渡来。漬…
予約していた歯科で、待つ間に携帯本で内山節の『「創造的である」ということ(上) 農の営みから』を読む。 麻酔注射で上唇が痺れるが、3時間ほどで元に戻る。うーむ。 秋に植えたチューリップの球根から芽が出てきた。 夕方、晴れた南西の空に三日月が眺…
『やみくも』というタイトルの鴻巣友季子の本を読み始める。 副題に「翻訳家、穴に落ちる」とあるが、「あとがき」に鴻巣さんは、「なにかやりだすとすぐ、横道へ横道へとそれていってしまう。本や映画などでは本筋と関係ない些事・細部に目がいく。仕事の成…
ウディ・アレンが監督・脚本の映画『タロットカード殺人事件』(原題:SCOOP)を、シネツイン1で観た。最終上映時間の回で、観客は10人ほどだった。 軽快なミステリー・コメディ映画、笑わせてくれますね。犯行現場にタロットカードを残して去る、ロンドン…
一月六日は二十四節気のひとつ小寒であった。寒の入りだというのに暖かい。今日も12℃まで上がり快晴で春先のような陽気だ。 今朝のNHKラジオの「ニュースアップ」に、内山節氏が放送に出演していた。農山村の「限界集落」の動向についての話。短い時間なが…
快晴で気温が13℃まで上がり、山茶花(サザンカ)が満開である。 ロイス・エイラトの絵本『エイラトさんのへんしんどうぶつえん』(偕成社)を眺める。なかがわもとこ(中川素子)訳。 「えほんのぺーじを めくってごらん。 たのしい かたちと いろの どう…
水仙の球根から芽が出て来た。 ヒガンバナ科の多年草。早春に、鱗茎(りんけい)から一本の花茎を出し、白や黄色で中央に副花冠をもつ花を横向きにつける。葉は根生し、平たい線形。耐寒性で栽培に適し、観賞用とする。らっぱ・口紅・房咲き・八重咲きスイセ…
新年明けましておめでとうございます。 朝はお雑煮とおせちをいただく。なんとなく正月らしい気分になる。 私のところの雑煮は、澄まし汁の中に牡蠣(かき)とハマグリに蒲鉾と三つ葉が入っている。餅は丸餅で、焼かずに煮ている。 餅といえば、「おかちん」…